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Works 事例紹介

山形県高畠町様

旧体育館を活かした木育空間で親と子、そして地域を繋ぐ。

旧体育館を活かした木育空間で親と子、そして地域を繋ぐ。

担当者からのひとこと

設計の当初、子育てを親子だけではなく地域みんなで支援する、そのきっかけになる施設を作りますとパワープレイスから町へ説明していました。 施設をつくるにあたり、約一年半をかけて子育て世代の親子、保育士さん、学生など様々な方々とワークショップや木育講演会など開催して施設の在り方、木育とは?ということを共に学びながら出来上がりました。内装や家具は地域の材を地域で加工して、町の特徴を表現したデザインで作り上げられ、地域の誇りと思いの詰まった、心地がよく魅力的な空間になっています。 また、廃校になった体育館の利活用は、すでに起こっている廃校問題という社会課題の一つの解になったのではないかと思います。

下妻賢司 下妻賢司
坂本晃彦 坂本晃彦
奥ひろ子 奥ひろ子
小林健一 小林健一
高畠町屋内遊戯場「もっくる」は廃校になった中学校の体育館を改修した屋内遊戯施設で、木育を通じた子育て支援を目的として作られました。施設内には地元の杉がふんだんに利用されており、子どもの年代ごとにゾーニングして安全を確保しています。遊具は遊び方を規定せずシンプルなものとし、創造性・安全性・チャレンジ性のバランスに注意を払いました。また、子供たちだけのためではなく、大人にとっても子供との遊びやコミュニケーションを通じて、子供との関係性を再認識し、より深く強いものとなるよう設計しています。当施設は7か月で6万人が利用し、高畠町内外からも人気の施設になっています。(写真:太田拓実)

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