-designer
小山 誠之 -Seishi Koyama-
「誠」、真実で嘘・偽りのない姿とは何だろう。
人生で「誠」を貫き通す事は困難な事かもしれない。
自らの理想や思いをそのままカタチにしていくことは簡単ではないし、
現在までの自分の歩みは全て「誠」であったか?と問われれば、そうではない。
(決して嘘・偽りだらけというワケではないけれど…)
自らの仕事と「誠」の距離を測ってみると、、まだまだ遠い位置関係だ。
自分としては、ひとときの強い輝きではなく、
たとえ弱くとも恒久的に輝くデザイン、永きに渡り
「人」と寄り添い親しまれるデザインが理想だ。
その自らの理想を自己満足、自己完結に留まらせず、
取り巻く人々と共感しながらカタチあるものとして創り上げていきたい。
自らを常に磨き続け、自分を高め、信頼を得ることで、
「誠」(言を成す)に近づいていこう…、と思う常日頃である。